シートの概要
シート交換はルックスの変化だけではなく足つき性の向上、乗り心地の良し悪しを左右する重要なパーツです。アメリカンは車高が低く設定されているので足つき性はそれほど悪くないですが、基本的にハーレーの純正シートは巾があるので跨った時に股がしっくりこなかったりします。シートを替えることによって足つき性向上は間違いないでしょう。
また、見た目も純正のそれとは違いスタイリッシュになります。
シートの種類
シートはシングルシート、ダブルシートと大きく分けられます。
シングルシート(ソロシートと呼ぶ場合もあります)は1人乗り、ダブルは二人乗りと考えてもらえればよいのですが、ガンファイターシートなどは形はダブルっぽいですが、基本的には一人乗り用となっています。
シングルシートの場合で二人乗りしたい場合はピリオンシートと呼ばれる後部座席専用シートを取り付けることにより可能となります。
ちなみに車検の定義としては『シートがあり且つ後部座席にシートベルトがある事』が条件となりますので注意が必要です。
シートの形状
バイクに跨る人たちの感想はシートのホールド感は重要であると言うことです。
疲れを感じないで長距離のクルージングをするためにはシートの柔らかさも重要な要素ですがそれと同じくらいの比率で”ホールド感の重要さ”もあるものです。
乗っていてお尻がずれるというのは大変疲れますし、ストレスを感じさせます。
また、”ずれる”原因の一つとしてハンドルの形状もありますのでこちらも検討の必要があります。
基本的にダブルシートに良く見られる前座席と後ろ座席が段になっているシートはシートに寄りかかれる感じがあり、ホールド感が良いと思います。
長距離メインの方はホールド感には是非こだわってみてください。